脳梗塞の症状と治療

SponsoredLink

救急車を呼ぶ前の処置

脳梗塞の発作が起こって救急車を呼ぶ前に、しておくべき処置の1つが、発作を起こした人の状態をチェックしておくことです。

 

脳梗塞の発作を起こした人の状態をチェックして、確かめなければいけないのは、発作を起こした人が意識があるかどうか、規則的な呼吸ができているかどうかということですが、様子を見るために意識を失っている人の頭を揺さぶるといったことは、容態を悪化させる危険性があるので避けなければいけません。

 

呼吸をチェックするときにいびきをかいているようなら、舌の奥にある舌根が沈んでしまって気道がふさがってしまう恐れがありますので、枕などを肩の下に挟んで顎を持ち上げてくようにしたり、横向きに寝かせて首が反るようにするなどして、スムーズに呼吸できるように対処します。

 

横向きに姿勢を変える場合は、麻痺が起きている方を上に向けるのが原則で、身体を締め付けているネクタイや服はゆるめておき、騒音などがない暖かい場所にします。

 

横向きに寝かせることで、嘔吐しやすくなるというメリットがありますし、口内に吐瀉物が溜まっている場合は、布を指に巻き付けるなどして排除するようにします。

 

救急車が到着したら、いつからどんな症状が見られたか、これまでのことを詳しく説明し、いつも服用している薬や、通っている病院名など、きちんと伝えてます。

 

脳梗塞の症状は、一時的に症状があらわれたとしても、しばらくしますと症状が治まることもありますが、脳梗塞を甘く見るのは危険ですので、脳卒中である可能性も捨てきれませんので、医師の指示に従うことが大切です。

SponsoredLink

救急車を呼ぶ前の処置関連ページ

脳梗塞の発作の時の処置
脳梗塞の発作が起きますと周囲の人は焦ってしまうのですが、あらかじめ対応する方法を把握しておくことで、適切な対応をとることができます。
脳梗塞の発作が起きたときの処置
脳梗塞の発作が起きてしまった場合、体温や血圧、呼吸などの全身の管理が必須となりますが、深部静脈血栓症や胃潰瘍、肺炎、けいれんなどの合併症を予防することも大切となります。

お問い合わせ